【女ま館だより4号】(98年3月18日●担当●神田ぱん)

●先日女ま館に行ってきました。お便りを下さったOLの飯山さんが好きだという、坂田靖子の作品をざっと見てきたところ、以下の蔵書が目につきました。

出版社作品名
白泉社バジル氏の優雅な生活1-3
月と博士
エルドンの夜
おばけ地帯
夜のお茶会
潮出版伊平次とわらわ1
塔にふる雪(アジア変幻記2)
珍見異聞〜芋の葉に聴いた咄
早川書房時間を我等に
ハヤカワ文庫マーガレットとご主人の珍道中
旅情編、望郷編
ジュネコミックス半熟少年
朝日ソノラマ星食い
秋田書店黄金の梨4
これが全部とは言えないのですが(蔵書整理が完璧でないため)、やはりちょっと少ないなあ。ぜひ坂田靖子を集めましょう!

●横浜の小夜子さんからの質問です。

山岸涼子さんの「ミシェル・デュトワ」シリーズの最後「アルゴ・ノート」と、「バナナフィッシュ」のエイちゃんが主人公の「フライングボーイうんぬん」はなんていうコミックスに収録されているかご存じでしょうか。いつでもいいので教えて下さい。

これはですねえ、昨日本屋さんでひとつ見かけました。
エーちゃんが主人公のは「Fly boy,in the sky」というタイトルで、「Private Option」という薄くて大きい版型(たぶんB5版ぐらい?)のコミックスでした。でもちと確実じゃないかも。棚の前で「ぷらいべーとおぷしょん…」と記憶してきただけなので。
山岸凉子さんの「アルゴ・ノート」について情報をお持ちの方はいませんか?ぜひ教えて下さいませ。

●名古屋の小笠原さんから寄贈の申し込みをいただきました。

段ボール箱に入ったままでここ数年開けていない'80年前後数年分の「ぶーけ」を寄贈していただけるそうです。
いったん読み直して送ります、ということですが、
今までの経験から考えると,この「読み直し」に何故か時間がかかってしまうことが多いので,気長にお待ち下さい.一年分一週間をメドに頑張ります.

ありがとうございます。読み直しに時間がかかる、そうそう、そうなんですよねえ。つい読みふけっちゃったりして。私はこれを「つかまる」と呼んでます。
いつでもかまいません、気長にお待ちしております。

●石川の池上さんから、寄贈のことについて問い合わせをいただきました。

女ま庭で、何人かの方が、雑誌を寄贈なさると書いてありましたが寄贈は雑誌でないといけないのでしょうか、また長編なら全巻まとまっていないといけない、短編なら何冊かまとまっていないといけないということはあるのでしょうか。
また、少女まんが館であるということは女性漫画や少年漫画は対象ではないのですか??
その区分はどこですればいいのでしょうか・・・。(ちなみに超人ロックってどっちでしょうか・・・)それも教えていただきたいのです。


えーと、寄贈については、トップページでダウンロードできる「少女まんが館内規」の項目15にも明記しているとおり、蔵書が1万冊に達するまでは、少女まんが(及び関連資料)でありさえすれば、なんでも寄贈を受け付けます。
もちろん巻数がまとまってなくても、冊数が少なくてもまったくかまいません、はい。私は来館の時に2冊ぐらい寄贈したりすることもあります。
それから「女性まんが」(いわゆるレディコミものでしょうか)や「少年まんが」についてですが、これは非常に主観的なものだと考えています。
たとえば、先日寄贈された「あだち充・陽当たり良好!」は、私の独断で少女まんがの範疇にいれました。しかし「白土三平・カムイ伝」はいくらなんでも…ということで蔵書にはいれてません。それとなぜだか蔵書がけっこうある内田春菊は、関連図書という形でいれてます。私にとっての内田春菊は少女まんがです。高橋留美子はどうか?作品によっては少女まんがのような気もします。吉本ばななは、大島弓子の正統な跡継ぎだろう!という決意は揺るぎません。
実は、BBSぱらねも内でも「柴門ふみは少女まんがか?」という発言ツリーが続いたこともあります。
しかし、はっきりとした結論は出ずじまい。
じゃあどうすれば良いか?
本当に私個人の見解で、女ま館全体の総意ではないのですが、「これは少女まんがだ!」と所有者が考えていれば、少女まんがなのではないか? と思います。「超人ロック」も、池上さんが「少女まんがなのだ!」と言うのなら少女まんがなのでは?

●池上さんからは、「テキストの文字をデフォルトサイズのままにしてほしい」という要望がありました。確かに、小さい文字では見にくいかもしれません。気が付かなくてごめんなさいね。さっそく「女ま庭」だけは変更しました。ほかの部分はズボラなので許してください。

●それから、今回よりお便りいただいた方のお名前を出しています。メールの引用もしました。「名前はちょっと」という方や、「メールを発表しないで」という方は、その旨メールに書いて下さいませ。ペンネーム(というかハンドルネーム)を使用されても結構です。
では今日はこのへんで。みなさん、お便りお待ちしてま〜す。

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